2014年6月18日

市立豊中病院 耳鼻咽喉科 山本 圭介 先生
2014年6月18日(木)
本邦における死因の第4位である肺炎。ただし高齢者に限ってみると第1位と言われています。
高齢者肺炎のほとんどは誤嚥による肺炎であるため、肺炎の原因となる嚥下機能障害の予防および治療の重要性は高くなってきています。
そこで、今回は市立豊中病院の山本圭介先生をお招きし嚥下機能障害についてご講演していただきました。
講演では冒頭、口腔咽頭の解剖学、嚥下のメカニズムについて説明がありました。
その後、嚥下機能検査(VF・VE)の動画を用いて正常嚥下と誤嚥の様子を比較して見せて頂き、嚥下について理解が深まりました。
誤嚥をした時のサイン(ムセ・湿性嗄声・呼吸音の変化など)についても教えて頂き、患者さんの食事場面で注意して見ておくべきポイントがわかりました。
後半は治療について、リハビリテーション、薬物治療、手術のお話をして頂きましたが、 嚥下機能低下は年齢とともに必ず起こる問題であり、やはり予防や早期発見、早期治療が重要であるとご指摘がありました。
私たちの関わっている方々に対して、積極的に食事の状況を聞き取ったり、 食事場面を観察させてもらい、嚥下機能低下や誤嚥の兆候がないかを早速確認してみましょう。